農福連携 個別支援報告 なごみかぜ工房、みのり
2020年12月18日本年度も昨年と同様に、農福連携事業の一環として、福祉事業所の農業技術の向上や6次化の推進の為、それぞれの課題解消に専門家を派遣してアドバイスを行っています。
令和2年12月10日(木曜日)袋井市にある障害福祉事業所「社会福祉法人なごみかぜ・なごみ工房の圃場において、本年度第1回の個別支援が行われました。
講師は、農薬や肥料を使わない作物を育てている。浜松のFARM YAMAMOTO 代表の山本哲也様にお願いしました。
なごみかぜ工房の課題は、栽培や環境整備の技術指導です。今回は、現状の栽培品種と生育状況が確認され、それぞれの作物に対して改善点のアドバイスが行われました。さらに水はけの関しての指摘があり、講師指導により作業が行われました。
今後は、ポットの土作り、腐葉土作りをはじめ、冬に行う作業についての指導が行われる予定です。
令和2年12月14日(月曜日)は、浜松市にある「社会福祉法人天竜厚生会・みのり」において、第1回の個別支援が行われました。
みのりのテーマは、2014年より栽培しているオリーブが、畑によって生育状況に違いが出ている。
各畑の土壌をみていただき、収穫量が増えるよう土壌改良と作業のアドバイスをいただきたいとのことでした。
講師は、一般社団法人静岡県オリーブ普及協会 理事の近藤桂裕 様です。
まず講師より現在の状況の聞き取りと、各地のオリーブ栽培の概要説明があり、次いで天竜区のオリーブ畑において、生育、土壌の状況確認と剪定の方法についての指導がありました。次回は、磐田の畑において指導が行われます。