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島田市の茶畑で茶摘み体験

2022年04月21日

夏も近づく八十八夜はすぐそこです。さて、令和4年度の茶シーズン幕開けです。

令和4年4月20日(火曜日)、雨の合間の茶の香りの漂うさわやかな晴天のこの日、島田市湯日の吹木(ふこうぎ)の茶園で、牧之原市の福祉事業所みのりの利用者6名と職員2名、藤枝市の藤枝第一心愛の利用者2名と職 員1名、ワッカス高岡の利用者6名と職員2名が、初めての茶摘み作業の施設外就労を行いました。

 

 

島田市湯日の多面的組織湯日美里会(代表:富永光 彦氏) が、茶の生産で人手を最も必要とする一番茶の摘み取りを依頼したもので、吹木茶農業協同組合の代表組合長 増田健治氏から茶摘み指導をうけ、組合員 家族30名と共同作業となりました。利用者は5センチメートルほどに伸びた新芽の元を手首や指を器用に使いながら、新芽の元の棒や銀色の小葉が入らないように折り取り、茶籠に詰め込んでいました。

 

 

この茶籠は、静岡市葵区の天使の学園にお願いして編んでいただいたもので、カラフルな籠が新緑の茶畑に色を添えていました。摘み取った茶葉500㎏は早速茶工場で加工され翌日茶問屋に手摘み新茶として販売されます。

今回の農福連携作業を機会に、湯日美里会から、高齢化した地域の茶業が継続されるよう農作業の支援をお願いされました。

(農福連携コーディネーター 大石)

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