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オールしずおかベストコミュニティーでは、今年度も引き続き福祉事業所の農業生産や加工販売のスキルを高めるための技術支援を実施しています。

令和4年6月1日（水曜日）清水区西高町の特定非営利活動法人天使のはねのえんぜるより要請のあった農業技術等向上支援実習が行われました。

えんぜるは、就労継続支援B型と生活介護支援施設ですが、利用者の生産活動として農業生産に取り組んでいます。幸い、近くの放任された畑の貸借の見込みがついたことから、生産を開始するための、畑の確保整備と利用計画を必要としています。そこで、生産指導の専門家として清水区駒越の農業経営士  齋藤恭市氏に依頼し、貸借予定地において畑の状況を見ながら整備にかかる費用や、適性作物の選定について意見交換しました。畑の荒廃が進んでおり、拡大整備して継続利用するコストが高いことから、現状整備畑をサツマイモ等の手が掛からずパン・菓子工房で活用しやすい作物で利用し、新たに農地を静岡市やJAしみず等関係機関から情報収集する方向としました。今後、農地確保の見込みが立った時点で次回の実習を支援することとなります。

（農福連携コーディネーター　大石）