赤カブ作りの名人からノウハウを伝授!
2022年07月14日静岡市葵区大川地区の赤カブ漬けは、地域色のある名品として広く愛されています。ところが、近年過疎化の進展に併せて赤カブ生産の担い手が高齢化し、十分な加工原料が確保できなくなってきています。
そこで清沢・大川農林産物加工センターの森久子氏より、農産物を生産している市内福祉事業所に協力依頼があり、令和4年7月11日(月曜日)ワークテラス葵の糟屋雅彦氏とワークセンターりんどうの佐藤久美子氏が赤カブ生産者の望月初男氏より栽培ノウハウの手ほどきを受けました。
望月氏は、肌の滑らかな品質の良い赤カブを作ることで、加工品としてより付加価値が高まるとので、基本技術を忠実に守って赤カブの生育をするよう語りかけました。
種まきの量や収穫の大きさが正確に判断できる手づくりの道具も紹介していただき、障害のある人への治具としての活用もできそうです。今後、事業所の農園規模に合わせた栽培プラン等を作成し、赤カブ生産の技術継承ができるよう頑張っていきましょう、と講義をしめました。