令和5年12月20日、清水区茂畑の青木農園（代表：青木悟氏）のポンカン園で、清水ドリームビレッジの利用者8名職員2名、ライク17名4名、えんぜる11名5名、べジモン6名2名の総勢55名により収穫作業が行われました。

今年は夏季の乾燥で肥大が心配されましたが、粒のそろった糖度の高いポンカンに育ちました。

作業開始の朝礼では、青木氏よりポンカンの軸は細く、もぎ取れやすいことから、二度切りとポンカンを丁寧に扱うよう作業注意点を伝えました。

どの事業所も1年のブランクがあるため、職業指導員から利用者へ、はさみの使い方や作業動作及び軸長のポンカンが混入されていないかなど個別支援をしていただきました。

利用者はポンカン園が平坦地で低樹高のため作業性が良く、職員からの支援も受けられやすかったため、久しぶりの戸外での作業にリフレッシュしたようで、あいさつや会話がはずんでいました。

中でも、夏の間除草作業に汗を流した利用者は、特別収穫の喜びを感じていました。

今回は、全国農業協同組合連合会の新規採用女性職員6名（全農ガールズ）も特別参加し、農福連携活動の体験をしていただき、貴重な感想と意見をいただきました。

青木氏は4年目の農福連携作業に多くの事業所、利用者が参加してくれて、品質の良いポンカンがたくさん収穫できたことに感謝していました。収穫された185コンテナーのポンカンは伊勢丹の贈答用として販売される予定です。