【農福連携】北川農園(藤枝市)いちご株切除作業
2021年06月17日静岡県では、農家と福祉事業所を繋ぐ農福連携事業を推進しています。
令和3年6月16日(水曜日)藤枝市の北川農園(代表:北川いづみ氏)のいちごハウスにおいて、島田市の障害福祉サービス事業所「(特非)静岡福祉総合支援の会 空と大地と・島田の空と大地と」の利用者4 名、職員2名によるイチゴ株切除作業が開始されました。あいにくの雨天でしたが、ハウス内は涼しく、きれいに整理整頓された環境で快適に作業ができました。高設のベッド35メートルに交互に植えられた364株のイチゴを、手首を回しながらの作業ですが、作業台の高さが丁度よく、葉欠きや芽 欠きが適切で、いちご株がすっきりしていて作業性が高まりました。北川いづみ氏は、新規就農研修を2年前に終えられ昨年16アールのハウスを建設して栽培 を開始しました。全ての作業が初めてのため、いかに効率よく社員と協力しながら健康なイチゴ生産ができるかを研究しており、今回初めて福祉施設との作業 連携に取り組んでいただきました。いちご切除作業は22ベッドを目標とし、終了後は株の鎌による抜き取り、ベッドへの培度の増し土、ビニールかけ も経験してほしいとのことでした。
(農福コーディネーター 大石)