【農福連携】スルガエレガントの摘果作業
2021年06月25日静岡県では、農家と福祉事業所を繋ぐ農福連携事業を推進しています。
令和3年6月21日(月曜日)静岡市清水区の青木農園(代表:青木悟氏)において、
静岡市葵区にある、障害福祉サービス事業所「㈱美緑・エース16」による、静岡市の特産みかん「スルガエレガント」の摘果作業が開始されました。このスルガエレガントは、今春4月に成木移植した直後のため、樹体への負担を軽減することを目的に、すべての果実を摘果する「全摘果」を行うものです。曇り空の暑さの和らいだ開放的な環境で利用者は楽しく作業ができました。しかし、果実はまだ小さく、葉陰に隠れた果実や垂れた枝の果実の摘果作業は難いため、取り残しは施設職員が確認し、修正指導が行われました。
青木農園では青島温州、ポンカン、スルガエレガントを経営の柱とした大規模経営で、この時期は防除作業に集中しなければならないため、この早期摘果の必要な作業を福祉施設にお願いしました。
(農福連携コーディネーター 大石)