【農福連携】向島農園(島田いちごハウス整備作業)
2021年08月10日静岡県では、農家と福祉事業所を繋ぐ農福連携事業を推進しています。
令和3年8月5日(木曜日)に、藤枝市にある向島農園(向島孝行氏)のいちごハウスで、島田市の障害福祉サービス事業所「島田の空と大地と」の利用者4名と職員2名によるいちご高設ベッドへのトレイ配置と培土の運搬作業が開始されました。向島氏は新規就農者で今年度からイチゴ経営を開始しますが、苗の育苗作業に忙しく、栽培ハウスの準備が 滞っていたため、今回福祉事業所へ作業を依頼しました。猛暑日のハウス内は高温で、しかも、トレイやベッドの支柱も熱せられ作業環境は過酷でしたが、トレイを慎重に順序良く並べることができました。また、培土の運搬は、ハウス外に積まれた培土を一輪車と台車でハウス出入り口 まで運搬し、ハウス内の台車に乗せ換える手間のかかる作業ですが、いちごの感染対策を意識して慎重に行うことができました。利用者の皆さんは、高温なハウス内の作業が初めての経験のため、30分を目安に事業主の用意した空調のきいた作業室で休憩をとることができました。今後、培土の運搬作業はいち ごの定植が始まる下旬まで計画的に行われます。
(農福連携コーディネーター 大石)