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令和4年3月7日（月曜日）より藤枝市の原いちご園（代表:原和也氏）で、島田市の駿遠学園の2年生の企業実習が開始された。学生は、水産加工や食品流通の体験実習を重ね、念願の農業経営体での農業実習の機会が得られた。

原いちご園は、イチゴハウス20aを経営する専業農家で、イチゴの苗づくり、生産圃場での生産管理、収穫したイチゴの出荷調整作業など多くの農作業を体験することができる。2週間の研修期間には、イチゴの収穫、選別、パッキング、出荷箱の箱折、イチゴ株の葉欠き、ランナー取りなどが予定され、早速イチゴの収穫と選別、イチゴ株の収穫済花房の切除作業に取り組んでい た。

原氏は、収穫時のイチゴの扱いや着色判定が理解できること、選別時の社員との連携作業もスムーズで、一人でも黙々と作業ができることから高く評価していた。原農園では女性や高齢者、障害のある人と共に経営を発展させたいとの理念を持っていることから、本人次第では一般就労も期待できると思われる。

（農福連携コーディネーター　大石）