みかん園で除草作業【静岡市清水区】
2022年05月11日令和4年5月10日(水曜日)、静岡市清水区茂畑の青木農園(代表:青木悟氏)のみかん園で、葵区のNPO法人あおいそら就労継続支援A型事業所 あさはたひろばの利用者4名と職員3名による除草作業が行われました。
普段は事業所で運営するハウス内で、きくらげやなめこの管理に集中しているため、開放感のある自然環境の中でのみかんの作業は気分転換になり、心身ともにリフレッシュできたようでした。除草作業はみかんの木の下の雑草を削り取る軽作業で、大きな雑草を手で抜き取ること、小さな雑草は除草道具ホーで削り取ること、さらには肉眼で見えにくい芽生えの雑草も削り取る全面撹拌作業ですが、利用者の就労意識の高いこともあり、雑草の見極めにも慣れ作業スピードが徐々に早まってきました。
事業所では、夏季のきくらげに加え、冬期のなめこの導入でほぼ周年作業が確保できてきましたが、施設外就労への関心も高く、今回の除草作業を機会にみかんの摘果作業や収穫作業など、高度な作業技術の習得も目指しています。青木農園では、化学肥料や農薬を極力減らした環境保全型農業を経営目標としていることから、福祉事業所の 利用者との協働作業により、経営の発展ができるよう期待しています。
(農福連携コーディネーター 大石)