【農福連携】小松菜の選別梱包作業
2023年02月21日島田市阪本の、ピュアグリーン株式会社(代表取締役 松野孝男氏)が小松菜のハウス周年栽培に挑戦しています。JAの指導で土壌改善された25aのハウスでは、濃緑色の小松菜が生育ステージごとに整然と栽培され、毎日忙しく収穫作業が行われています。
令和5年2月20日島田市にある合同会社シリウスひかりの利用者5名と職業指導職員2名により、収穫された小松菜を選別梱包する作業が開始されました。
秤量(215g~225g)、包装、箱詰め、梱包ラインに5名の利用者を配置し、効率良い連携作業により、3時間で5キロ入れダンボールが、38ケース完成しました。
とくに、利用者の作業を補助する自動秤は優れもので、ランプのついたケースから取り出すことで正確な秤量ができます。松野氏は、ハウスの利用効率と回転率を高めることで収穫量の増加が見込めることから、社員は収穫作業に専念して、調整作業を福祉事業所の利用者に任せられるような作業連携を期待しています。
福祉事業所の作業は当面調整作業ですが、今後多くの事業所が収穫作業にも従事できるよう研究していく予定です。
(農福連携コーディネーター 大石)