よしもとファームがノウフクJAS認証を取得しました
2020年09月02日静岡市葵区にある株式会社よしもと就労継続支援A型事業所「よしもとファーム」では、本年7月に「ノウフクJAS」を取得しました。お伺いして吉本社長にお話をお聞きしました。
「ノウフクJAS」とは、障がいのある人の農作業を通じた社会参画や、担い手不足が深刻化する農業分野での働き手の確保につなげ、農福連携で生産された産品の社会的価値を認めたJASです。静岡県内では2例目、全国でも12例目となる快挙です。
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「よしもとファーム」では、菌床生椎茸、茶を中心にダイコン、ブロッコリーなど全6品目を通算生産しています。
障がいのある人が種まき、草取りなどの管理、収穫、出荷などすべての作業に携わっています。
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よしもとファームの椎茸は、自家製の菌床を使っており、培養室も完備しています。菌床は出来るまで4か月かかり、自家製にすることでコストを抑えられて、使い切った後はお茶畑に肥料として撒いて再利用しているそうです。
よしもとファームの利用者さんは、椎茸の袋詰め、シール貼りだけでなく、どの椎茸が収穫できるかを見極めており、椎茸づくりのプロフェッショナルだと感じました。
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◆静岡新聞に紹介されました